噂の廉価版モデル｢Nintendo Switch Lite｣が遂に発表！コントローラー一体型の携帯専用でTV出力はなし

昨年から噂されてたエントリーモデルの｢Nintendo Switch｣が今夏発表されるとリークされてきましたが、遂に発表されました。

正式な製品名は｢Nintendo Switch Lite｣で8月30日予約開始で9月20日発売予定です。

｢Nintendo Switch Lite｣は携帯専用機

エントリーモデルということで従来のNintendo Switchより機能が劣ることは想定されてましたが、まさかの最大の特徴であるテレビモード/テーブルモードがなしという思い切った仕様。
簡単にNintendo　Switch Liteの特徴をまとめてみます。

テレビモード/テーブルモードがないため外部モニタ出力不可
本体とコントローラーが一体化してり取り外し不可
方向ボタンが十字ボタンに変更
モーションIRカメラ、HD振動はなし
Joy-Con専用ソフトは別途Joy-Conを用意すればプレイ可能
｢Nintendo Switch｣より軽量化
｢Nintendo Switch｣より画面サイズが小さい
｢Nintendo Switch｣よりバッテリー持続時間が長い

Joy-ConとProコントローラーも利用可能とのことですが、テーブルモードがないため別途スタンド用意しないとプレイしにくい気がします。
公式のNintendo Switch充電スタンドがNintendo Switch Liteに対応しているため、Joy-Conで遊びたい方は、Nintendo Switch充電スタンドを購入するのがベターかもしれません。

嬉しいポイントとしては方向ボタンが十字ボタンになったことでしょうか。

本体のカラーバリエーションは3色

Nintendo Switch Liteのカラーバリエーションは3色です。

ターコイズ
グレー
イエロー

上記の3色が基本カラーになります。

「ポケットモンスターソード・シールド」の限定カラーも登場

上記のカラーバリエーションに加え、ザシアン・ザマゼンタが11月1日に限定発売します。
「ポケットモンスターソード・シールド」に登場する伝説のポケモン「ザシアン」と「ザマゼンタ」のデザインを取り入れたモデルです。

｢Nintendo Switch｣と｢Nintendo Switch Lite｣の比較

気になる｢Nintendo Switch｣と｢Nintendo Switch Lite｣の比較は下記のようになります。

	Nintendo Switch	Nintendo Switch Lite
販売価格	29,980円(税別)	19,980円(税別)
プレイモード	TVモード、テーブルモード、携帯モード	携帯モード専用
対応ソフト	すべてのNintendo Switchソフト	携帯モードに対応したNintendo Switchソフト（一部制限あり）
コントローラー付属	Joy-Con1セット付属	付属なし（HD振動&モーションIRカメラ未対応のコントローラー一体型）
Nintendo Switchドック	1台付属	「Nintendo Switchドック」非対応
センサー	加速度センサー／ジャイロセンサー／明るさセンサー	加速度センサー／ジャイロセンサー
サイズ	縦：102mm 横：239mm 厚さ：13.9mm	縦：91.1mm 横：208mm 厚さ：13.9mm
重量	約398g	約275g
画面サイズ	6.2インチ	5.5インチ
内蔵バッテリー	リチウムイオンバッテリー／電池容量 4310mAh	リチウムイオンバッテリー／電池容量 3570mAh
バッテリー持続時間	約2.5〜6.5時間	約3.0〜7.0時間

コントローラー一体型やテレビモード未対応のところ以外に着目すると、軽量化・バッテリー持続時間が長くなり1万円も安い！というところがポイントでしょうか。
携帯専用機ということで、バッテリーはより長く、重量はより軽くということで、既に｢Nintendo Switch｣をお持ちの方も、携帯専用サブ機としての購入もオススメですね！

CPUなどのスペックの違いは発表されておらず、差はないのか非公表なのかはわかりません。
発売したら検証してみたいところ・・・。

ニンテンドー3DS/2DSとの差別化はどうなる？

Nintendo Switchのアイデンティティーは据え置きゲームと携帯ゲームをまさに「スイッチ」できることでしたが、それを捨て携帯ゲーム専用機にしたことにより、既存の携帯ゲーム専用機のニンテンドー3DS/2DSどう差別化を図っていくのか・・・。

Newニンテンドー3DS LLの販売価格が18,800円(税別)に対し、Nintendo Switch Liteは19,980円(税別)と約1,000円くらいの差しかありません。

実はサポート外なだけでType-C→HDMIケーブルを挿したらTVに出力されるのでは？という淡い期待もありますが・・・。

任天堂公式のメッセージ

外に持ち出して利用される機会が多い方や、1台のNintendo Switchを共有されているご家族、そして、すでにお持ちのNintendo Switchと合わせてマルチプレイでのゲーム体験を他のプレイヤーと楽しみたいとお考えの皆様におすすめです。

ニュースリリース｜任天堂

このように新規でユーザーを獲得するため・・・というよりはサブ機としての側面が強そうです。
もちろんまだNintendo Switchを持っていない方も、Nintendo Switch LiteでSwitchデビューするのもチャンスだと思います！

対応ゲームに要注意！

公式サイトで「一部遊びかたに制限があるソフトについて」がアナウンスされています。
コントローラー一体型なのでJoy-Conの機能（HD振動、モーションIRカメラ、Joy-Con内蔵のモーションセンサー）を利用するゲームや、携帯モードに対応していないゲームでは制限が生じたり、そもそもゲームができないとのこと。

解消するためにはJoy-ConとJoy-Con充電グリップがあれば、プレイ可能になりますが、ゲームソフト購入前に対応可能かチェックする事を推奨します。