Twitchとパートナーを結ぶ秋葉原のクラブ「MOGRA」代表山田将行氏にインタビュー!

Twitchとパートナーを結ぶ秋葉原のクラブ「MOGRA」代表山田将行氏にインタビュー!
インタビュー

4月4日に「Music Unity 2020」を主催する「秋葉原MOGRA
その代表である山田将行氏がインタビューに応じてくれました!

MOGRAがTwitchでストリーミングフェス「Music Unity 2020」を開催!デデマウスら参加

秋葉原MOGRAとは?

秋葉原MOGRA
秋葉原MOGRA

 

─ MOGRAの紹介をおねがいします!

MOGRAは2009年8月秋葉原にオープンしたDJスペースです。ゲーム、アニメ、アイドルなどの秋葉原的な文化とクラブ文化をミックスしている特徴がありますが、実は中身はまっとうなクラブ。フィルターをかけず、ジャンルの垣根を超えて音楽を最大限楽しめる場所を目指しています。
「アニソンのクラブ」と思われがちですが、ハウス、テクノ、EDMなど、クラブミュージックとしてポピュラーなジャンルだけでなく、ベースミュージックなども扱っていますよ。
利用者へどんな音楽を提案するか、DJやアーティストが一人ひとりの個性を思う存分発揮できる場所が、MOGRAです。

2008年に自分のDJとしてのキャリアがスタートしたのですが、この当時の自分の観測範囲内ではエレクトロハウスやフレンチエレクトロを扱いながらもファッション的な側面を強く表現したパーティーがメインムーブメントだったように感じました。同時期に台頭していたエンタメの一つがゲームやアニメなどのオタク文化。ゲーム音楽やアニソン、アイドルソングなどのクラブアレンジがニコニコ動画などで盛り上がるようになります。
当時のインターネット世界は混沌としていて、なんでも受け入れる独特の空気を肌で感じましたね。急速にジャンルが育っていきましたが、その文化に即した新しい音楽を表現できることに特化した場所がなかったんですよ。
その経験を踏まえ、既存のクラブに敬意を払いながら、これまでにないような場所を提供したい。その思いで、このMOGRAをゼロから立ち上げました。

DJパフォーマンス中の山田さん
DJパフォーマンス中の山田さん

 

─ 山田さんはゲームをプレイしますか?

昔からゲームが好きで、今は「あつまれ どうぶつの森」にハマっています。
もともとローグライクが好きなんですよ。チョコボの不思議なダンジョンや、最近だとボイドテラリウムかな。
「ゲームはひとりで没頭して楽しむもの」という認識があったのですが、Twitchとビジネスをするようになってから、ゲームに対する考え方が変わりました。
オンラインで他のプレイヤーと競いあったり、「ここはこうだよね!」と共感したり、ゲームを通じたコミュニケーションを楽しんでいます。

初代の「モンスターハンター」ではじめてオンラインゲームに触れたときの衝撃は、本当に大きかったです。
ひとりでもくもくと進めるようなゲームだったものが、オンラインという要素が加わることでそれまでになかった魅力が備わる。多数の人と、そのものの良さを共有するのが楽しいんですよね。
そういった意味では、クラブとオンラインゲームの感覚は似ているかもしれません。

D-YAMAとして自らもパフォーマンスを行う
D-YAMAとして自らもパフォーマンスを行う

 

─ Music Unity 2020を開催を決めた背景はなんですか?

MUは3月29日に発案して、そこから一週間足らずで動き始めました。
2月からコロナの影響で、MOGRAだけでなくエンタメ業界全体が大きな打撃を受けています。
それだけに留まらず、外食をはじめ小売や卸業と連鎖的に損失が広がっていく現状を見て、どうにかしたいと思いました。
営業自粛の補償金を求めるのではなく問題を解決するビジネスの視点を持ち、まず自分たちができることはなにか?そこからトライ&エラーを繰り返しています。

山田さん(写真中央)と、MOGRAスタッフのみなさん
山田さん(写真中央)と、MOGRAスタッフのみなさん

 

なんとかしたいと考えている事業者同士で手を取り合うことが、この困難を乗り越えていくために必要なのではないでしょうか。
MOGRAのノウハウを必要としている事業者さんがいれば、力を貸したい。
たとえば「商品の在庫が膨れてしまっているなら、それをMOGRAで販売する機会を作りますので、そのかわりアーティストへの還元をお願いします」と。
事態が収束したら、クラブで日本酒を販売しましょうとかレセプションパーティを開きましょうとか、方法はいくらでもあると思います。全員にメリットがあることをしたいですね。
業種・業態の垣根を超えたリレーションシップを築く、いい機会なのではないでしょうか。

─ あきねっと2020の開催延期について

あきねっとは利用者の方へ「応援してくれてありがとう」を伝えたいという気持ちで始めました。
3000人以上の来場者みんなで、よろこびを分かち合うためのイベントです。しかし、今の国内の状況ではどうしても空気感にギャップがある。それが、延期にすべきだと判断した原因のひとつです。
いつ開催できるか、まだハッキリとは見えていません。しかし、開催できたときは「2020年は大変だったけど、今こうして開催できたぞ!」とさらに大きなよろこびになると信じています。
だから、2021年になっても2023年になっても、「あきねっと2020」として開催します。楽しみにしていてください!

利用者との距離感が近いこともMOGRAの良さ
利用者との距離感が近いこともMOGRAの良さ

 

─ MOGRAが目指しているものはなんですか?

エンタメ業は、人々が基本的な生活を送っているうえで楽しむ娯楽です。
局地的な狭い層に向けて発信している業態なので、エンタメに興味ない方にとっては無縁の世界。
無理やりに広めようとしているわけではありませんが、そうした方々の目に触れる機会が増えて興味を持ってもらえるようになれたらいいと思っています。

アーティストと観客をつなぐ場所、それがクラブ
アーティストと観客をつなぐ場所、それがクラブ

 

もうひとつは、アーティストが経済や世の中の動きを気にしなくても自分たちのメッセージを伝えらえれる場所を作りたいです。
「箱を守ろう!」という意識を持ってくれているお客さんやアーティストもいます。しかし、まず第一は箱を作っている私たちが自ら動くことが重要です。
文化が生まれるにはそのための入れ物、箱が必要です。その箱を用意して、アーティストが表現できる場を提供する。それがMOGRAの使命なんですよ。
アーティストとお客さんをつなげる機会と場所。それらをすべて完結させられるシステムを僕たちは作っていきたいですね。

Music Unity 2020は4月4日(土)15:00から開催!

お忙しい中、快くインタビューに応じていただいた山田さん、ありがとうございました!
Music Unity 2020は4月4日(土)の15時から25時まで、Twitchにて配信されます。

配信ページ:https://www.twitch.tv/mogra

クラブやフェスが好きな方はもちろん、外出自粛で悶々とした週末を過ごしそうな方もこのイベントで音楽を楽しみ、気分を盛り上げてみてはいかがでしょうか。

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MOGRAがTwitchでストリーミングフェス「Music Unity 2020」を開催!デデマウスら参加

ゲーム音楽をはじめ、アニソン・同人音楽などを楽しめるDJバー「秋葉原MOGRA」を運営する株式会社モグラは、2020年4月4日にストリーミングフェス「Music Unity」を開催するとアナウンスしました。

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