【EVO Japan 2023】ストV優勝はOil King選手！ルーザーズから6連勝でチャンピオンへ

イベント情報 2023.04.02(Sun)

格闘ゲームの祭典「EVO Japan 2023」3日目に行われた「ストリートファイターV(以下、ストV)」ファイナルは台湾のOil King選手が優勝しました！

ファイナルが始まる！

第1試合(ウィナーズセミファイナル)

ひぐち選手「EVOでベスト8に残ったのは今回が初めてなんですが、ストVの間に一度大きな舞台で戦いたいと思っていたので最後の最後に叶って嬉しいです。ウィナーズということで優勝を狙える位置にいると思うので、最後は優勝して最高の気分で終わりたいと思います」

まちゃぼー選手「前回もベスト8には残れたんですが、7位という結果に終わってしまったので今回はこそは優勝したいなと。おそらくストVで最後の大きなイベントだと思うので、皆さんに最高の思い出だったと感じてもらえるようにいい試合をしたいと思います。よろしくお願いします」

ひぐち選手(ガイル)とまちゃぼー選手(ネカリ)の対決です。
お互いに強気な立ち回りが目立ちますが、ネカリのコマンド投げという抑止力をうまく使ったまちゃぼー選手が勝利しました！

第2試合(ウィナーズセミファイナル)

Mono選手「EVO Japanに来られて本当に嬉しいです。チーム、そして母国のプエルトリコを代表してお世話になった日本の皆さんに楽しんでもらえるような試合を毒で魅せていきたいと思います」

ネモ選手「今日ここまで勝ち上がれたのは嬉しいんですが、まだまだ勝ちたいと思うので皆さん応援をお願いします」

Mono選手(ファン)とネモ選手(ギル)の対決です。
ギルの飛び道具に対してファンがどうやって対応できるか注目されましたが、お互いに得意な立ち回りで2対2となり最終セット。
最後は暴れきったネモ選手が勝利しました。

第3試合(ルーザーズラウンド1)

ももち選手「このような大人数のファンの皆さんの前で試合ができるのはかなり久々で興奮しています。皆さんの声援が力になるので応援よろしくお願いします。頑張ります」

Punk選手「このような大きな大会のベスト8でプレイできるのが久しぶりなので本当に嬉しく思っています。ストVの大きな大会はこれが最後だと思うので、多くの日本人やアメリカ人のファンの皆さんの前で良いパフォーマンスを見せたいと思います」

ももち選手(コーディー)とPunk選手(バルログ/神月かりん)の対決。
まさかのバルログ選択に会場が沸きます。

試合途中、Punk選手の機材トラブルにより大きなインターバルが生まれましたが両者の集中力は持続。
結果は動揺せず再開を待っていたももち選手が勝利しました。

第4試合(ルーザーズラウンド1)

鶏めし選手「今年始めてEVO Japanに参加させていただいたんですが、運がよくベスト8まで残らせていただき本当に嬉しく思っています。ただ、もう少し頑張りたいと思っているので応援よろしくお願いします」

Oil King選手「EVOとEVO Japanの両方でベスト8に入れたことを本当に嬉しく思っています。精一杯がんばるので応援してください」

鶏めし選手(ダルシム)とOil King選手(ラシード)の対決。
ダルシムのドリルキックや遠距離攻撃にラシードがどうやって切り替えしていけるかがポイントです。

最終セット2ラウンド目の1ドットまで追い込まれた鶏めし選手でしたが逆転でラウンド獲得。
なんとか首の皮一枚繋がりましたが激しい粘りの末に最後は相打ちでOil King選手が勝利しました。
会場は今日一番の盛り上がりを見せ、早くもベストバウトの雰囲気です。

第5試合(ルーザーズクォーターファイナル)

Mono選手(ファン)とももち選手(コーディー)の対決。
CAPCOM CUP IXではMono選手が勝つことでももち選手が予選通過するという“恩”のある関係です。

MONOCHI pic.twitter.com/OrrMCHJ4JY

— ももち MOMOCHI (@momochi212) February 17, 2023

試合中に何度も見せるももち選手の“歩き”に会場からも歓声。
ももち選手が勝利するというかたちで恩返しを果たしました。

第6試合(ルーザーズクォーターファイナル)

ひぐち選手(ガイル)とOil King選手(セス)の対決。
先ほどはラシードを使っていたOil King選手ですが、ソニックブームのガイル相手にセスを選択しました。

序盤はOil King選手優勢でしたがひぐち選手も徐々に慣れていく様子が見て取れます。
しかし抜け目のないセスの立ち回りで勝利したのはOil King選手です。

第7試合(ウィナーズファイナル)

まちゃぼー選手(ネカリ)とネモ選手(ギル)の対決。
ネカリの変身とギルの飛び道具。どちらが主導権を握れるか注目です。

まちゃぼー選手のネカリらしい強気な攻撃が見られますが、ネモのギルは自分の調子を崩しません。

1対2の第4セットのタイミングでネモ選手がユリアンを選択します。
しかしまちゃぼー選手はむしろやりやすいといった様子でラウンドを獲得。
勝敗は最終ラウンドにもつれ込みます。

ネカリのパーフェクトで始まる最終ラウンドですが、最後はギルが押し込み！
勝利してグランドファイナルに進出するのはネモ選手となりました！

第8試合(ルーザーズセミファイナル)

ももち選手(コーディー)とOil King選手(セス)の対決。
ももち選手が1セット取ればOil King選手が1セット取り返し。
さらにももち選手が1セット取ればOil King選手が1セット取り返し。
そして試合はあっという間に最終セットへ。

Oil King選手が1ラウンド取ったらももち選手が取り返す。
まさに一進一退の攻防で最終セット最終ラウンドに！
運命の最終ラウンドはスタン込みで圧倒したOil King選手が獲得！
みごとなシーソーゲームを制しました！

第9試合(ルーザーズファイナル)

まちゃぼー選手(ネカリ)とOil King選手(セス)の対決。

ここまでまちゃぼー選手のネカリもノっていますが、Oil King選手はもっとノっています。
最後までスキのない攻撃を見せたOil King選手がルーザーズからみごとグランドファイナルに進出です！

第10試合(グランドファイナル)

ネモ選手(ギル)とOil King選手(セス)の対決。
お互いに貫禄のある立ち回りを見せます。

2セット先取してリセットにリーチをかけたOil King選手。
対するネモ選手はここでファルケを選択しました。

しかしOil King選手の勢いは止まらず、最後は0ドットを削りきりOil King選手が勝利！
これでリセットとなりました。

泣いても笑ってもこれが最後。ストVの最後。
グランドファイナルリセット戦はOil King選手(セス)とネモ選手(ユリアン)となりました。

先ほどのギルよりは試合を有効に運べているようなユリアンのネモ選手ですが、Oil King選手の勢いは止まりません。
怒涛の5連勝で優勝にリーチをかけたのはOil King選手！

ネモ選手はギルを選択して最後の戦いへ。
しかしOil King選手はすでにギルも攻略済みでした！
最後は丹田エンジンの力を見せつけ、Oil King選手がEVO Japan 2023「ストV」のチャンピオンに輝きました！！